日本では自転車をほとんどの歩道で乗ることができますが、海外に行くと自転車は完全に車道のみという国が多いと思います。
やはりこれが対歩行者事故の多い原因と思いますが、車道のみとなると今度は自転車と車の事故が多くなりますので、何とも言えませんね。理想は自転車専用道路を設けることですが、中々難しいです。
日本も自転車は車道なのですが、歩道も乗れるため、車を運転する人の中には自転車が車道を乗っていると歩道に移れと注意を促す人もいますね。それほど自転車=歩道というイメージが定着している証拠でしょう。それにママチャリのような自転車が主流の日本では車道のみというのはキツイですしね。
悪質自転車、一発レッド 都内初、きょう一斉取り締まり 歩行者をはねて死亡させるなど、自転車の歩行者に対する事故の増加を受け、警視庁は10日、都内全域で自転車に限定した初の一斉取り締まりに乗り出す。自転車の対歩行者事故の増加は全国的な傾向で警察庁も今春、取り締まりの徹底を通達した。警視庁は「全国でも初めての試みではないか」としており、悪質なケースには、即「赤切符」を切る方針だ。
警視庁によると、昨年、都内で起きた自転車が絡んだ事故は2万4485件で前年に比べ6%減ったが、歩行者との事故は1016件で2%強増えるなど、年々増加傾向が続いている。
ちょうど1年前の昨年5月10日夜には、三鷹市の歩道がない路側帯で、帰宅途中の会社員(41)が歩行中の女性(80)をはねて死亡させる事故が起きた。自転車側の過失から、歩行者が重傷を負うケースも16件に上った。
今年に入ってからも対歩行者の事故は3月末現在、昨年同期より34件多い226件発生。4月には東村山市で、歩道を自転車で通行中の男性(53)が傘を差しながら自転車に乗っていた高校生(15)に接触されて転倒し、車にはねられ死亡した。高校生は重過失傷害の現行犯で逮捕された。
「自転車は車両という意識の薄さや交通マナーの悪化で、漫然と乗って重大な事故を起こすケースが多い」(警視庁)
警視庁は昨年、2人乗りなど62件の自転車の交通違反に、罰金など刑事処分の対象となる「赤切符」を切った。前年の4倍で、飲酒運転の摘発もあった。
一斉取り締まりは都内の駅周辺や商店街など96カ所で実施。警視庁は「自動車と違い保険制度が整っていないだけに、死亡や重傷事故を起こせば取り返しの付かない事態になる」と訴えている。
<引用:Yahoo!ニュース>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000003-san-soci
posted by Nick at 10:46
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